なぜあのサイトはモヒトツなのか:求人サイト

なぜあのサイトはモヒトツ(もう一つ)なのか。今回は、「求人サイト」について考えてみよう。
求人サイトは様々存在するが、人気のサイトとそうではないサイトが存在する。
それぞれの特徴とはどんなものだろうか?

人気の求人サイトの特徴
1)機能が多い
2)求人数が多い
3)ユーザーフレンドリーである
4)企業と労働者のニーズが満たされている

不人気求人サイトの特徴
1)機能が少ない
2)求人数が少ない
3)ユーザーフレンドリーでない
4)企業と労働者のニーズが満たされていない

論考:
各項目の改善には何が必要か、分析事項1-4まで検討する。
1)機能が多い
他社の機能を研究し、自社のサイトへ取り込む。(設計・製造作業が必要)
2)求人数が多い
これは、サイト運営者の企業から求人を集めるという「営業努力」に掛かっている。
さらに求人数を増やせるよう、営業努力を行う。(営業が必要)
3)ユーザーフレンドリーである
使いやすいサイトとなるよう、第三者によりテストを依頼する。(テスト依頼が必要)
優良サイトのデザインなども参考にしながら、さらにデザインを洗練させる。(デザイン・設計・製造作業が必要)
4)企業と労働者のニーズが満たされている
各者のニーズを把握した上で、サイトの機能を見直す。
企業のニーズは営業担当、労働者のニーズはアンケートなどを参考にする。(ヒアリング・情報整理が必要)
社会動向からニーズ先読みを行う。(情報収集が必要)

yahooのEC無料化

yahooショッピングの利用料が無料という。
しかし、完全無料ではない。広告費を取る。

ショッピング内の店舗は、露出がないとモノが売れない。
で、露出をしようとすると、広告費が必要となる。
結局、広告費を払うことになる、という仕掛けだろうか。

無料というラッピングは、商品等の販売時にはやはり効果的だと考える。
TVショッピングや雑誌の広告などでもよくある。
「無料ご提供」、「今ならタダ」、、、
しかし、ご存じの通り、この資本主義経済社会、無料でモノを提供できる分けがない。

無料というラッピングを使い、どこでどうやって利益を上げるか。
そこが考えどころである。

2年先を見る

「スマポ」が楽天に買収された。
このサービス、最近話題の「O2Oサービス」である。
O2Oとはネットから店舗への顧客を誘導する仕組みのことである。
これを作った会社は2011年である。今、製品が花開いているということは、2年前にはこの状況を予測していたことになる。
数年先を見て、サービスを作り出す。
そうすれば製品を売るのに困らない。向こうからお客様がわんさかやってくる。

既に世に存在する商品を作ること、これは弱小企業に取って無意味である。
なぜなら、勝てないからだ。折角の努力が、無駄な努力になってしまう。

そして、作るモノは、世の中にない、ってだけではダメだ。
「将来、需要が見込めるもの」である必要がある。

まとめ
世の中に無くて、将来需要が出そうなモノをつくろう

ランチェスター経営

<マーケティング戦略>
強者:参入の隙間を埋めるがごとく、様々な分野に手を広げる
弱者:大企業の手の届かない、隙間(ニッチ)市場を狙う

参考資料:wiki,ランチェスターの法則

なぜ売れないのか

商品がなぜ売れないのか

営業手法か
利益ロジックか
モノの価値か

色々と考え、改良していこう

プレスリリース

プレスリリースとは、新聞・雑誌等の編集者向けに、新製品を発表した際などにその情報を送ることだ。
このリリース作業を代行している会社がいくつかある。

各社あるが、その利用料金の高いところの特徴は、
・知名度高い
・サービスが手厚い
安いところは、
・知名度が(少し)低い
・自分で原稿つくる

というような感じである。
安いところは、社内に広報部があって上手な原稿を作成できる場合、にはいいかなと思う。
自分で作ると、慣れてないと時間がかかる。

高いところに頼めば、沢山お金を払えば、丸投げできる。
でも、結局は商品力だ。
広告に金を掛けるより、商品力が大事だ。
商品は利益の源泉だからだ。

良いモノなら、自分からアピールしに行かなくても、向こうからこっちにやってくる。
と、つぶやく。

でも、まったく知られていないなら良し悪しの判断もしようがないから、
最低限の広告費、は必要なのかもしれない。
でも払いたくねーなぁ。。

そもそも、自分で汗かいて広報活動をするという手もある。
この場合、無料だ。
自分の労力を使う。これは常に無料。

googleがやめたサービス

googleはいろいろなサービスを開発しているが、
そのなかで撤退しているものもある。

・google health→廃止
・路線検索→ジョルダン
この2つはかつて私が注目していたもの。
やってみて、利益がでなかったのだろう。

伸ばして行くにも、
・現在と今後に需要が見込めない
・コストがかかりすぎるとか
とか、そういうのがgoogleの最終判断なのだろうか。

経営資源は限られている。だから仕方のないことだ。

価格

商品の価格をつけるのは、難しい。
原則として、価格の中身は次の3つで構成されると考える。
1)商品の製造にかかった費用
2)今後の製造を行うための設備(工場)の維持費用
3)人件費

要は、商品を作るための、材料費・人件費・設備維持費の3つだ。
会社としては、これを維持することが当然必要。

価格は高すぎると買わない。安すぎると会社が成り立たない。
では価格の最低ラインはどの当りか。
価格の最低ラインとは、現在と将来のあなたの組織を存続するに最低必要な金額
だと私は考える。

組織の仕組み作り

JR北海道の保線不備のニュースが報道されている。
東京新聞の気になる一文があった。JR北海道がダブルチェックの未実施等の「保線管理の仕組み作りを怠ったこと」が問題の原因の可能性だ、とのこと。
とのことだ。
我々IT企業戦士も、システムを作るのみではなく、品質管理のために組織として「仕組み作り」を怠ってはならない。
品質管理業務は目先の金にはならないが、長い目で見ると組織の信頼につながる。信頼できる企業には、大きな仕事が舞い込んでくる。
結局のところ、品質管理ははより大きな利益につながるものなのだ。

記事:
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092801001945.html

お得意さんを増やす

セール時にくる客を狙うより、いつも利用してくれるお客さんを増やした方が良い。
参考資料:
値下げするとお客が減るのはなぜか?(7)バーゲン品しか買わないチェリー・ピッカー